押印のルール
こんにちは、現役秘書のもり子です☆
久々にお仕事のお話でも…。
というのも、先日色んなコラムをネットで読んでいたら、twitterでつぶやかれたお仕事に関する正しいルールと間違ったルールみたいな、そんなまとめコラム記事を発見。
その中に、わたしも以前、目の当たりにしたことのある出来事のつぶやきがあって、「このルール、今でも信じてる人がいるのか!」と驚愕しました。
それについてお話ししますね。
皆さん、書類などに押印する際のルールってご存知ですか?
わたし、以前の会社では稟議書のチェックもしていました。
チェックといっても、判子の押し忘れがないかのチェック、稟議書リストへ追加するだけなんですが…。
その判子の押し忘れチェックの時に、ずっと気になっていたことがあるんです。
それはある社員Aくん(20代)の押印の仕方。
うちの会社の場合、稟議書は【起案者(稟議書作成者)】→【起案者所属上司】→【専務】→【副社長】→【社長(決裁者)】の順に印鑑を押していきます。
(会社によっては【専務】【副社長】を飛び越えて、即座に【社長(決裁者)】が押印する場合もあります)
Aくんは、やる気のある体育会系精神を持った子で、よく起案しては稟議書を作成する子で、実際承認される稟議もあったので出来る子だったんですが、その押印の仕方!
必ず(書類に向かって)左に傾けた状態で押印してるんです!!
↑こんな感じ 注)Aくんは『坂口』くんではありませんよ
最初はたまたまかな?と思って気にもしていませんでしたが、あまりにも傾け過ぎ!
それはもう『故意』にやっているかのよう。
いや、まさか…。だって、何のために??
そこで、普段はあまり他部署に口出ししないんですが(←本当か?)Aくんに聞きにいくことにしました。
ねぇねぇAくん、実は気になってたんだけど、なんで毎回稟議書の押印、左に傾いてるの?
「え?傾けるもんじゃないんですか?」
え!?何のために??
「え!?だって傾けることで、その次に押印する上司の方々へ『お願いします』の意味が込められるじゃないですか!」
???(←Aくんが何を言ってるのか不明)
「ほら、左に傾けるとお辞儀してるように見えるじゃないですか。オレ、就活のセミナーみたいなところで教わりましたよ」
!!それは間違った常識じゃーーい!!
左に傾ける(上司印の方に傾ける)押印は、社会人としては間違いです
秘書の立場から言わせていただくと、そのルール、会社ごとの内うちでは存在するルールかもしれませんが、社外ではNG行為ですし笑われる対象ですよ。
もちろん、うちの会社にもそんなルールはありません。
重要な書類への押印は、きっちり真っ直ぐ押す ←これが常識
そんな出来事があったのが5年前。
未だにそんな間違ったルールで押印してるのか〜。
でもその会社内でのルールかもしれないし、部外者がとやかく言えるわけでもないので好きにすれば良いと思いますが、
願わくば、社外の重要書類(契約書とか)、プライベートで押印する際に同じことをして恥をかきませんように…。
↑こういうことでしょ?
う〜〜〜ん…なんかすごく社長の暴君っぷりが見える感じで、印象は良くないと思います(個人的意見)
皆さまも、社外ではお気を付けください。